【原神】三界道饗祭に我々は試されている

「三界道饗祭(さんかいみちあえのまつり)」はVer2.5期間中に行われるイベント。プレイヤーはアナザー淵下宮に向かい、特殊なルールのあるマップを探索する。
このイベントマップはエリアごとに「侵食強度」が割り振られており、「睦疎(ぼくそ)の箱」の侵食耐性が該当エリアの侵食強度より低い時、チームは侵食を受け、元素耐性と予ダメージが低下していき、一定の侵食を受けると帰還を促す警告が表示される。睦疎の箱には黒霧を払う時に使ったり、侵食を受けると徐々に減っていくエネルギーも別にあり、そっちは道中で回復する手段が豊富にあるんだが、チームが受けた侵食は拠点に戻らないと回復できない。

探索イベント!やったぜ!

淵下宮と同じマップではあるけど、璃月に宝箱を再配置しただけのイベントすら面白かったので開催前から非常に期待していた。実際には淵下宮と別扱いの期間限定マップということで、Ver1.6の「金リンゴ群島」に近いか。

このマップの宝箱からは通常のアイテムと一緒に「光界の印」が入手でき、それを使って睦疎の箱を強化することで行動範囲を広げていく。稲妻の神櫻みたいな感じで、レベルを上げると報酬も貰える。使用すると敵の耐性が下がるなど、戦闘に役立つ効果も追加されていくのが結構楽しい。

かなり丁寧な導線

今回のイベントでは睦疎の箱のレベルで次に行く場所がほぼ決まっている。まずは侵食強度が低いエリアに行き、そのエリアの探索を概ね終わらせてから次のエリアに向かうことになる。順序を前後させることも不可能ではないがメリットがない。僕も耐性よりかなり高い侵食強度のエリアに突撃してみたんだけど、箱レベルで「より強力な黒霧を消散」を解禁してないとワープポイントも開放できなかった。

攻略するエリアの順番が決まっているだけでなく、攻略中もギミックの視線誘導や雷霊、雷粒子を集めるチャレンジでプレイヤーを導いていく。更に、かなり早い段階でマップに宝箱の位置が表示されるようになる。これを追いかけていけば誰でもコンプ可能というわけだ。僕も6時間くらいで終わったかな?まあ、プレイしやすい規模だし面白かったと思う。

オープンワールドの作法

しかしこの、指示通りに移動してマーカーを見てアイテムを回収するという行為は、オープンワールドゲームの遊びとしては何か違う気もしていた。ゲーム体験を重視するか、確実に報酬を手に入れられることを重視するか、ユーザーが求めているさじ加減を探っているような感じがする。原神はキャラを育成するためのリソースがイベント報酬やスタミナ(樹脂)への依存が大きく、ソーシャルゲーム的な側面が強い。正直、今回のイベントは導線もそうだが謎解きの難易度も極端に低く、ソシャゲに脳を破壊されたユーザー向けだったと思う。

原神のこれから

と見出しをつけてみたけど、イベントだから簡単にしてるだけかもしれないし、次の新マップが来てみないと思惑はわからないよね!オリジナル淵下宮の探索は超楽しかったので、あのレベルの実装が続くと神ゲー!

つみは非常に友好的です。

あと、ここみは正体不明の協力者を無条件で信用するのをやめろ。