テイルズオブヴェスペリアがSteamで1500円だったので、ファンタジアぶりにテイルズをプレイしてみることにした。
リマスター版とはいえ元は10年前のゲーム……と思ったら、10年前どころか2008年発売だった。最近のテイルズに触れてみよう。みたいな気持ちだったけど全然最近じゃないわコレ。
目次
こいつが本当に主人公なん?
とりあえずゲームを始める前に公式サイトでキャスティングを確認したら主人公ユーリのCVが鳥海浩輔さんで「こいつ、裏切りそうだな」と思った。
※鳥海裏切りイメージはアニメ「世界征服~謀略のズヴィズダー~」より。
OPに出てきたカイ・キスクみたいな方が主人公では?とツイートしながら開始。
さっそく犬と会話してるけど大丈夫かなこいつ。
戦闘がむずい!
何やら戦闘中の操作が複雑で、チュートリアル戦闘で普通に死んだ。画像はちょっと先の新しいシステムのチュートリアルなんだけどそこでも死んだ。
戦闘のコツがわからなかったので、リタが仲間になってからはリタ操作で棒立ち詠唱してた。リタかわいいし。
武器からスキルを習得
武器に紐付いているスキルを経験値ためて習得して、次の武器に変えるみたいな成長スタイル。正直、最終的にパーティメンバーがけっこう多くなるのもあって控えまでチェックするのが面倒だった。スキルは単純にステータスが上がったりするものから、戦闘中の行動を拡張するものまである。バックステップ中に何ボタンを追加入力とか、操作が更に複雑になる。好きな人は好きそうな要素ではあるが……。いや僕もファンタジアでは殺劇舞荒剣とかを頑張って入力してたよ。
会話のボリュームが非常に多い
イベントがだいたいフルボイス、スキットという会話イベントも事あるごとに発生、戦闘後の掛け合いもストーリーの進度によって変化と、キャラゲーとして申し分ない量が収録されている。ストーリー自体もわりと長く、キャラに愛着が湧いてから、もう少し世界を旅する展開があるのが良かった。
ひたすら海産物に例えるパティちゃん可愛い。
クソなぞなぞをやめろ
攻略サイトを使わずにクリアしよう!とゆるく縛っていた(DLCは使ってた)んだけど、ちょいちょいクソなぞなぞを出されてTwitterでキレてた。
その1:クソパスワード
ダンジョン内に落ちているメモを回収してパスワードを入力するギミック。この仕掛けのクソポイントは、インターフェースにひらがな・カタカナ・漢字英数字を入力できるところ。いやいや、そんなパスワードある?秘密の質問か?ヒントもこの3つで全部なのかわからなくてダンジョン内を何周も探してしまった。
ちなみにこのクソなぞなぞの答えは「たいよう」。わかるか。ビンゴじゃねーわ。
その2:フレーバーテキスト
一の扉から四の扉まで意味深なフレーバーテキストが用意されているが、実はこれ一から四の順にスイッチを起動するだけで謎解きでもなんでもない。どちらかというと城中を駆け回ってスイッチを探すのがメイン。
その他スクリーンショット
犬にハンバーグを作らせようとした僕がバカだったよ。
ヴェスペリアは度々パーティの雰囲気が気まずくなり、やたらと別行動しようとする。終盤にはちゃんと仲良くなっていて安心した。
ヴェスペリアは選択の物語と感じた。選ぶのはキャラクターで、プレイヤーは何も選択しないんだけど。
UI見てすっげぇ嫌な予感したけどやっぱり太鼓の達人だった。
微妙だったとこ
最後まで戦闘に慣れずに終わってしまった。
ボス戦で負けたらDLCでレベル上げていたのもあって、レベル上げをせずにガンガン進んでたのもRPGとしての楽しみを失ってたかも。
ミニマップや目的地のガイドがない。
今どきのゲームでそんなことある?って思ったけど10年以上前のゲームだったわ。
やりこみ要素が周回に固まっている
レベル上げとクリア後ダンジョンくらいやろうかな~と思ってたんだけど、調べてみると2周目以降に獲得経験値10倍とかにできるっぽくてあほらしくなった。
ユーリが街中を駆け回ってパーティメンバー全員に話しかけるとストーリーが進むイベントが多すぎるので絶対に2周目あってもやらんぞと思っていたので断念。
総評
というわけで、45時間ほどプレイしてクリアした結果、僕にテイルズは向いてないかな~という結論になった。リタが可愛かったのでプレイして損はしてないと思う。