東京コンセプション インプレ

2番目に遊ぶ第2のタイトルを狙って開発されたという「東京コンセプション」を配信から1ヶ月くらい遊んでみたのでレビューするよ。

この記事だったか、2番手を目指しているという記述を見てなるほどなと思った。
凝ったスマホゲーいくつも続けるの無理だもんなぁ。さて、2番手としての実力はいかに。

※プリコネRユーザー向けの記述があります。
※全人類プリコネRをプレイしている前提の内容です。

プリコネナイズされたシステム!

東コンくん、なんと戦闘以外のシステムはほぼプリコネと言っていい。
そう、プリコネRはスマホゲームの新しいスタンダードとなったのだ!

最初からほぼ際限なく使えるスキップチケット!

星3クリアしたクエストをスタミナとアイテム消費でクリアしたことにできるスキップチケットが当たり前のようにある。まとめて10枚使うボタンすらある。しかもスキチケは意識して買ったり貯めたりしなくてもなんか増えていって今の所尽きる様子はない。探索(のような)クエストは最初スキチケ使えなかったが、アップデートで使えるようになった。もちろんイベントも星3クリアすればスキチケ可能。1日のルーチンで手動でやる必要があるのは「討伐任務」と「摩天楼」のみ。

育成もほぼプリコネ!

キャラクターの育成はレベルを上げたり、クエストで強化珠の素材を集めて装着させたり、ハードクエストで魂片を集めてレアリティの覚醒、ソウルを使ってスキルのレベルアップがある。

キャラクターのレベルアップに必要な経験値はクエストクリアで入るほか、壺を使って上げたりする。探索で壺が結構手に入るので壺でだいたい事足りる。キャラクターレベルの上限はユーザーレベルと同じプリコネ方式なので、すぐにレベルだけカンストということにはならない。

強化珠の装着はプリコネでいう装備。6箇所装備したらランクアップできる所も同じだが、東コンの方は装備強化がないので、すぐにランクアップしても多分デメリットはない?
装備欄から必要な素材が手に入るクエストに飛べるUIも同じ。ただ、強化珠というだけに全部似たような珠なので何を集めてんのかよくわからんのが難点か。

レアリティの覚醒はまぁプリコネとほぼ同じで、ガチャ等から手に入る星1~3のキャラを星5まで上げることができる。星3キャラクターの取得に魂片が120必要なのに対して、覚醒には星3→4、4→5が共通して50となんか少ない。属性別に魂片の代わりに使えるアイテム、全属性に使えるアイテムもたまにイベントとかで手に入る。

スキルの強化はぷ略だけど、なぜかレベルアップできる回数が時間で回復して20回までしか溜まらない。どうして…?あと、レアリティを覚醒するとスキルの数が最大6つまで増える。スキル内容はアクティブ・サポートスキルと残りはダメージ増加・軽減などのパッシブスキル。

神器

強化珠とは別にキャラクターが装備できる神器というものがあり、主にガチャから手に入る。
専用の素材を使ってレベルを上げることができるほか、上限解放もある。キャラクターのランクアップで装備できる数が増えていき、最大武器3箇所防具3箇所装備できる。キャラクターの使用武器と同じ種類の神器を装備すると効果が大きい。

ショップ

通常、フレンド、ランキング、タワー、レアショップがある。
通常とレアショップはソウルを使う、レアショップはクエストクリア時にたまに出るやつで、プリコネでいう限定ショップ。レアショップのラインナップに魂片とかあるのがプリコネやってるスタッフの気持ちを感じた。
フレンドに祝福を送ると貰えるコインでも買い物ができる。フレンドは現時点ではこの機能のためにしか使われない。そもそも祝福というのがフレンドコインを送る機能。ランキングは討伐任務のランキングコインを使い、タワーは摩天楼で手に入るコイン。

基本はセミオートな戦闘

戦闘は奥に向かって進んでいく3Dアクション。

このゲームの戦闘はセミオートとスキルオートがあり、セミオートは移動と攻撃だけ自動、スキルオートはスキルとサポートスキルの発動まで自動でしてくれる、手動ですることは回避・コンボ発動・コンパクドライブ(ボム)発動。ドラガリでいうおまかせがデフォで入っており、移動と攻撃は手動にできない。

回避は多分無敵時間あり、スキルは操作キャラが発動中のみ無敵、コンパクドライブは敵が吹っ飛んで攻撃キャンセルされる。回避は距離がそんなでもないので敵の攻撃範囲によっては先読みで避けておく必要がある。あと、敵の攻撃予兆範囲が表示されるタイプなんだが、なぜかこのゲームは予兆範囲が出た瞬間には既に飛び道具が発生していたり、見てからでは間に合わないことが多い。特にボスは予兆範囲より予備動作を見て回避などの行動を決めた方がいい。

討伐任務

毎日手動でやらなきゃいけないクエストの1つで、オンラインランキングがある。上位ほど石とかランキングコインがたくさん貰える。毎日違った属性とかボスが出てくる(ほとんどアスラだが)。

摩天楼

プリコネのダンジョンに近い存在だが、全7階で1階3ウェーブあるのでやたら時間がかかる。3段階難易度があるが、7階のボスはどの難易度でもアスラなので毎日アスラと戦うことになる。


雑魚の種類はそんなでもないが、ボスが結構な種類いる。しかし、ストーリーを見終わると討伐と摩天楼でアスラとしか戦わないので勿体無い。

ストーリーは全編パートボイス

配信開始時点で10章まであり、世界の滅亡は食い止めたけど敵の計画が予定通り進んだよ。みたいな所で終わる。敵の幹部やら世界観の設定からしてボスはあいつだろうなと思ったら予想通りの人が出てくる。まあ、10章のラスボスはアスラのマイナーチェンジ版だけど…。

で、メインストーリーは全編パートボイス(キャラストーリーとかはない)なんだけど、パートボイスの入れ方が雑というか…場面に合ってなさすぎて、パートボイス一切なしの方がマシだったのでは…という感じがする。その代わりなのかなんなのか、ホーム画面で絆トークというのをランダムで聞けてこっちはフルボイス。

メインキャラに小倉唯さんがいるんだけど(河童のネネコ)、ストーリーがフルボイスじゃないのであまり恩恵がなかった。

一応星5にはした

全体的に薄味な仕上がり

まあ薄味なのは狙い通りだろうし、続けるのも苦ではないが(摩天楼は暇な時以外1階しかやらないけど)、ストーリーもそんな面白いわけでもないし、クエストはほとんどスキチケで終わるので、僕はなんのために続けているのだろう…ガラケー時代のポチポチゲーこそ究極のゲームだったのでは?みたいによくわからなくなってくる。

生煮え先生の絵が好きな人にオススメです(まとめ)。