FF14 漆黒のヴィランズ ネタバレあり感想

全世界1600万人待望の ファイナルファンタジーXIV 新たな拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」
アーリーアクセスからプレイして、平日挟んで2回目の土曜日にメインストーリーをクリア!
いやしかしこれは本当にすごい…良かった…まだやってない人はこの先を読まずにFF14を買ってプレイした方がいい、全員。

なお、感想が遅いのはFF14に忙しかったからってことで。

暁と冒険できるのが良かった!

原初世界では帝国と戦争やら辛気臭いことをしていたところ、心機一転、第一世界でファンタジーな冒険を繰り広げられるのが非常に良かった!しかも、何かと別行動が多かった暁の賢人と一緒に。カットシーンのボイスも多めに入っている感じで、賢人がみんないい声で喋る。アルフィノは成長したな…と思ったら相変わらず坊やな所もあって安心したし、アリゼーと主人公は相思相愛だし、ウリエンジェは敏腕まじない師、ヤシュトラはお母さんだ。ストーリー的にも、それぞれキャラが立っていた。

ストーリー体験を彩るフェイス

今回のメインストーリーのダンジョンはNPCと一緒に攻略できる!
他プレイヤーとのマッチングにやきもきしたり、自分のペースを乱されず、かつ物語の没入感を損なわずにプレイできるのが良かった。79IDでは3回くらいトイレに行った。

第一世界のミンフィリア

暁と一緒に「ミンフィリア」と呼ばれる現地の光の女が結構早い段階からパーティインする。冒険中に何かと女の子っぽい反応をしてくれる担当。ミンフィリアと呼ばれているけど絶対に本当の名前とかあるだろうと思っていたら、終盤のイベントで名前をつけてもらうのが完全に期待通りだった。

かわいくて美しい我が枝フェオちゃん

リテイナーシステムの整合性のために導入されたと思ったらめっちゃいいキャラでしたね、見た目はあんまりかわいくないけど好き。声が高橋未奈美さんなのでかなりうるさいのも良い。主人公のこと大好き勢で、特に全ての大罪喰いを吸収し終わって、主人公が溜め込んだ光を抑えきれずに自らも大罪喰いになりそうな時に「主人公を新たな妖精王とし、自分たちが守る」という選択肢を提示してくれたの最高ですよね。メリーバッドエンド、終末百合って感じ(女主人公でプレイしているものとする)。

クリタワは復習しておけ

クリタワを完全に忘れていた僕は「水晶公の正体は原初世界の知り合いか…身長もそんなに高くないし、未来のアルフィノか!?」
…とか勝手に考察していたので、水晶公のフードが脱げた時「誰!?!??」となってしまった。

水晶公の想いは、ある未来のみんなの想い

まあ、僕はグラハくん覚えてなかったけど…それでも、主人公の冒険が道標となる展開は熱かった!MMOの主人公はプレイヤーの分身という都合上、目立たなくなりがちなんだけど、今回は完全に物語の中心だった。

作り込まれた第一世界

冒険の舞台となる第一世界は、鏡像世界と言われるだけあって、これまで冒険していた原初世界と似通った部分が多い。新しいエリアに入った時にアルバートくんが音声ガイドしてくれるんだけど(諏訪部ボイスなのもあって)なかなか味わい深い。特に印象に残ったのは、妖精郷イル・メグに痕跡が残るフッブート王国だなぁ。原初世界におけるイシュガルドが滅びてしまった地域…みたいな感じだよねこれ。サブクエあんまりやってないけど、バックボーンもかなり作り込まれてる。拡張ストーリーを描くために世界を1つ作ってしまおうという気概がすごい。

詳細地図とかいうやつ、初めて手にした

第一世界ではFATEで金評価を6回取ると、そのエリアの治安がよくなり、FATEで得たトークンとアイテムを交換できるショップの品揃えが増える。ランク2の商品に詳細地図があることに早い段階で気付いた僕はFATEをこなしながらストーリーを進めることにした。もうマウントは地図が無いと乗れなくなった…。

第一世界に生きる人々

NPCめちゃくちゃ良い人たちばっかりだよね。

コルシア島は序盤に訪れた時の伏線を終盤に訪れて一気に回収するので気持ち良い。アルフィノの善良さが報われてよかったねってなる。チャイ夫妻とか最初はユールモアに侵入するための足がかりとしか思ってなかったのに。

テンペストに第一世界のゲロルトがいるんだけど、ネットでは「ロン毛のハゲ」って呼ばれてるのが流石に笑った。

ちょっと気になったのは、ランジートとかいうジジイから逃げ回るようにしてストーリーが進んでいったところ。最終的には主人公がタイマンで倒しちゃうし、なんだったんだ。

アシエン・エメトセルク

最古にして、最強の「蛮神」だ。

みんな思ってるだろうけど今回はエメトセルクが本当に良いキャラだった。合流するタイミングも絶妙で、いくつかの地域の大罪喰いを討伐し、夜を取り戻すことにも慣れてきた所で投入されて物語にアクセントを与えてくれる。

古代人と分かたれたヒトの命は等価ではない

ハイデリンに世界を14に分かたれる以前の完全なる人エメトセルクにとって、鏡像世界に生きる人々はできそこないのヒトモドキのようにしか見えないらしい。そんなエメトセルクの目的は、分かたれた世界を統合してかつての家族や親しい人たちを取り戻すこと。つまり自分の世界を救うことなんだよね。

古代人は穏やかで文化的

最後のエリアで、エメトセルクが自身の創造魔法で生み出した、ある日のアーモロートを体験できる。マップの方はフライングで見るとテンペストの地形と融合した町並みが綺麗。エメトセルクの創り出した古代人は非常に穏やかで、精神的に余裕がある感じで、なんか大きい。建物のスケールが大きいのでクエスト受注する時に目測を誤ることが多かった。古代人語は少ない音数にたくさんの意味を含んでる感じで効率的だなと思った。

終末幻想アーモロート

メインストーリー最後のID素晴らしいですね。ダンジョンの地名表示がモノローグになっている演出とかすごい。心に描いたものを創造する魔法で終末を作ってしまうっていう設定も好き。

漆黒のヴィランズ

馬鹿よね……。
仮にすべての世界を統合できたとしても、いなくなった人までは、取り戻せないじゃない。

パッケージタイトルは第一世界に夜を取り戻していく闇の戦士こと主人公を指しているのかと思いきや、主人公たちに負けて「反逆者」として歴史に名を記されたエメトセルクのことだった…というのもなんというか、すごいタイトルだなぁ。

漆黒のヴィランズが面白かった理由

アラミゴ人が出てこないから。

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