ダンジョン・ウォーフェア レビュー

「ボナース」や「肉汁の流がれ連続殺害!」等の珍妙な和訳が一部で話題となったタワーディフェンスゲーム「Dungeon Warfare」をクリアしたよ。タワーディフェンスゲームは色々追いかけてきたけど、これはかなり好みだった。

ゲームの流れ

基本的に複数のステージから1つを選んでクリアしていく、ステージによって解放されるトラップなどのリワードが異なる。選ばなかったステージも後から挑戦できるし、クリアしたステージを何度も遊ぶこともできる。

ルーン

ステージ開始前に使用するルーンを選ぶ。ハンデみたいなもので、自分のライフが1になったり敵が強くなったりして、その代わりにクリア時に得られるXPが増える。普通より簡単にすることもできる。プレイスタイルにあった難易度を選べるし高難易度の見返りもあるので非常に良い。ルーンの種類はステージクリアで増えていく。

マップ確認・装備選択

マップと侵入経路を確認しながら今回のステージで使うトラップを一定の枠内で選ぶ。使える枠はレベルアップで増える。

使うトラップを選んだら初期配置を決める。1つでもトラップを置くと装備選択には戻れない。

戦闘

ウェーブ毎に一定のまとまった敵が侵入してくるよくあるタイプ。同じ入口から来た敵はルートが基本同じだが、複数の入り口がある場合はそれぞれのルートに対応しないといけない。次元門という所に到達されるとライフが1つ減る、次元門も複数箇所に存在する場合もある。

敵の種類はそんなに多くない、まあ足の早い怪盗と重くて硬い騎士の対処ができれば、他も自動的に死んでる。

このゲームのトラップはオーソドックスにダメージを与えるものだけでなく、敵を押し出したり引っ張ったりして穴やマグマ、水路に落とし即死させるものが多め。敵の数がとにかく多めなのでごっそり落とすと気持ちいい。

バリケードで道を塞ぐと敵のルートを変更させることができるが、バリケードに攻撃してくる敵も存在する。まあ、ルートからちょっと離れた所を塞いでおくとバリケードに気づかないでルートだけ変更するっていう…。

戦闘中に敵を倒して得たゴールドでトラップを増やしたり強化していく。強化段階はトラップ個別のレベルによって上がっていく。1種類のトラップにつき1つだけ最大のティア3まで上げることができ、強力な特殊能力がつくので、ここぞという場所に設置したい。

消費トラップという1回踏むと消える罠もあり、こちらはクールタイム毎に無料で設置できる。

レベルアップ

クリアすると戦闘の成績に応じてXP(経験値)が手に入る。レベルが上がるとトラップのレベルを上げるためのボナースジェムが手に入り、初期配置に使えるゴールドも増える。

レベル上げは際限なくできるものだと最初は思っていたが、ステージ毎の最高得点(獲得XP)が反映されていく感じみたいで、ルーンでXP倍率を上げて記録を更新すると差分のみが加算されるようだ。

ボナースジェムの割り振りは何度でもノーコストでやり直せる。ステージ毎に変えたりするのはめんどくさいので、振り直し無しでもよかったけど…。

流れの所に全部書いてしまったわけだが

高くない難易度、レベリング要素が非常に好みで、かなり睡眠時間を削って遊んでしまった。PCで遊んでたけど、あまりにハマったのでスマホ版も買ってみた。つまり寝ようと思ってPC落として布団に入った後にスマホで遊んでしまうわけだ、死が近い。スマホ版は壁や床をタッチしてからトラップを選ぶタイプ、消費トラップは長押しだった。操作感はかなり問題ない、ただPC版は最大4倍速、スマホ版は2倍速までだった。

そんなわけで一気にイチオシタワーディフェンスになったダンジョン・ウォーフェア、めっちゃ安いのでオススメ。

あまりにハマったので2も買ってみたんだけど、2は更にヤバイ、ハクスラ風タワーディフェンスという方向に進化している、非常に好みの方向だ。クリアしたらまた詳しく書くね…。