DQ11のPS4版をプレイした。最初に言っとくとめっちゃ楽しかった。
プレイ時間は130時間くらい、プラチナトロフィー取得済み。
目次
シナリオ
うーん100点。未プレイの人はネタバレなしで見てほしい。
だが、ここではネタバレをしていく、改行もなしだ。
強く記憶に残ってるイベントは3つ。
1つ目は成長した主人公と存命していた頃の育てのおじいちゃんが会うシーンなんだけど、おじいちゃんめっちゃいいやつなんだよ。言葉少ない中から人の良さが伝わってきて、この人に拾われたから今の主人公に育ったんだなというのがわかる。
次はセーニャの決意のシーン関連。
「セーニャは いつもグズだから どうかしら。」
ベロニカに早くもう1度会いたい!そう思いながらストーリーを進めていた。みんなそうだったはず。そこにこの、コレだから、もうアレだ。なんか…言葉にできないな…。ベロニカは誰よりも仲間思いで、強い決意を持っていたんだ。で、いつもお姉さまの影に隠れていたセーニャがベロニカの気持ちに応えるんだよ…もうこれ書いてるだけで涙。
そして最後は2周目なんだけど、これね、もう2周目は全てがすごい。2周目という存在そのものがすごい。1周目のエンディングを迎えて、クリア後のストーリーが始まって「世界を救ったんだし、ベロニカが生き返るくらいのご褒美があってもいいよな~」程度に軽く考えていたのだけど、なんかすごいもっと重い何かだった。2周目主人公は救える人全てを救っていく勇者そのものの存在で、本当に気持ち良いストーリー。そして最後にセニカも救う所で終わるんだけど、これ以上ない締めだと思った。
システム
ほぼほぼいつものDQ。代わり映えもしないが安心して遊べる。ただAIのデキがなんか悪い。PS4版も頭悪いけど3DS版は頭がおかしい。
新要素のふしぎな鍛冶はかなり楽しい。DQ10からの輸入だけど、11はオフゲなので成功率がかなり緩い。大成功が出まくるのが楽しい。
PS4版限定要素のボウガンアドベンチャー、これは完全に蛇足。高精細で描かれた世界を隅々まで見て欲しいということなんだろうけど、本当になんにも面白くない。
マジスロもPS4限定要素だった。これはなんかスロッター曰くとってもすごいデキらしいね。リアルのスロやったことない僕としては放置でコイン増えていくのが便利だったとしか。あと、キャラに声ついてないのにスライムお前は喋るのかって思った。
キャラクター
全員魅力的すぎる~~~!二次創作めっちゃ読みたい、ドラクエ4コママンガ劇場全盛期の作家さんたちに描いてもらいたい…。
カミュ
キミDQ6の主人公に似てない?AIだとぬすむを使ってくれないのでカミュだけいつも入力してたから実質主人公。
ベロニカ
はい優勝。DQ11においてベロニカの可愛さが占める割合は大きい。みんな彼女のことを大好きになるのがわかってる上でのシナリオだろうからずるい。イオグランデの時の手の動きが好き。
セーニャ
お姉さまのこと大好き可愛い。セーニャイメチェンイベント、声優の演技で聴きたいなぁ。
シルビア
なんでお前だけ先に声ついてんの!?オカマキャラ別に好きじゃないんだけどめっちゃいいやつでびびる。
マルティナ
この子の人生めっちゃ重いんだよね、DQ5の主人公の子供たちみたいな感じ。そしてその事についてデルカダール王が謝るイベントが用意されてるのも良かった。
ロウ
パーティから誰か離脱するとしたらこいつだと思ってた。ユグノア城跡のロウとマルティナのイベントが好き。
グレイグ
仲間になると急にポンコツになるのがお約束感あって良かった。しかし、2周目でもホメロスだけは救われなかったのが気になる…。
ほんとに良いキャラばかり、スピンオフ作品を早く出してほしい。このキャラクター達にもっと触れていたい。そんな気持ちになった。
サウンド
打ち込みなのは残念だけど、序盤は新曲!新曲!新曲!という感じでDQの新曲が聴けることに感動。そして後半は名曲!名曲!名曲!過去曲がシーンにバッチリハマっている。DQのBGM資産はズルい。
やり込み
ここ最近のDQシリーズと比べるとクリア後に戦う相手が物足りなかったかも。鍛冶埋めとかは楽しい。トロフィーも最後まで楽しんで集めることができた。ただ、ボウガンアドベンチャーだけはカンニングした。
暫定で今年1番面白かったRPGだと思うのでRPG好き、ドラクエ好きはやっておいて損はない作品。ストーリーの核心部分がかなり今風でドラクエ好きじゃない人にもオススメできるし、ドラクエ1~3世代の人にはもっとオススメできる。まあ、神ゲーという言葉を使ってもいいんじゃないかな。