日本一ソフトウェアのハコニワカンパニワークスをプラチナトロフィーまでプレイした。
崇めよ。
目次
シナリオ
メメの秘密やどんでん返しの黒幕など、ストーリーもなんとなく面白くしようとしている気はするんだけど、まあ正直盛り上がりに欠ける。
ストーリーは依頼をこなしていく形式で、依頼を受けて素材や加工品を納品すると報酬が貰えて物語が進む。なんだけど、なぜかこのゲーム、メインクエしか存在しない。メインクエで要求される膨大なアイテムをサブクエに分割してお話やら報酬を用意した方が楽しかったのでは?そもそもメインクエが他のゲームで言うサブクエみたいな内容なんだし…。
システム
マイ○ラ系のゲームなんだから、肝心なのはお話よりゲーム性だよな!
しかし、ゲームの方も、我々のマインドをクラッシュするような酷い有様なのであった。
戦闘
かなり大味なバランス。1発でやるかやられるかみたいな。スキルでマップに穴を空けられるのが売りなんだけど、敵を穴に落とすとほとんど何もしてこなくなってしまう。
採集
序盤のスキルがしょぼい頃は本当にめんどくさい。後半になるとマップを大きく削れるようになって爽快感があって楽しいんだけど、スキル覚えるのが非常に遅くて辛い。全部で4つじゃなくてもっと種類を増やしてサクサクとステップアップできた方が良かったんじゃないだろうか。
あと、採集ステージのターン制限もめんどくさい。30ターン制限だから何ターン目には採集を切り上げて出口に向かわなきゃ…とか考えるのがだるい。しかも全員脱出しないとダメで、一人でもターンオーバーすると失敗になって掘った素材を全て失ってしまう。30分くらい掘ってそれは酷くない?好きなだけ掘らせてくれて、出口にわざわざ行かなくても好きなタイミングでステージを離脱できるようにしてくれてもよかったんじゃない?
そして目当ての素材を探すのが不便すぎる。ゲーム内アイテム図鑑とかで素材が取れる場所を書いておいてほしかった。NPCのセリフを覚えておくか、素材が一度取れた場所を覚えておくしかないし、空振りすると結構時間を食うから辛い。
採集要素にここまで欠点がある時点できついよね…。
クラフト
船の上はなんか結構色々自由に作れそうだった。部屋を作るためのスペース確保するために空中に地面作りまくるくらいしかしなかったけど。
あとキャラドットも作らなかったな…このゲームの面白さの本質はそっちにあったのかな…?でも、一人用だし他にやってる友達もおらんかったしな…。
家具作りも効率重視になりがちだった、椅子(攻撃力アップ)が9個並んだ部屋とか。後半作れるようになる家具がやたらと強いので、その家具が好きなキャラをリクルートで探す要素はちょっと楽しかった。
キャラクター
声付きキャラはメメ・カザミドリのみ。可愛い。
ライバルキャラみたいなのもいるんだけど、専用BGMとかがないので出てきてもイマイチ盛り上がらない。
サウンド
ZIZZ STUDIOが担当ということで期待して日本一通販限定版(サントラ付き)の再販を待って買ったんだけど、種類が少ない上に印象に残るものがなかった。これ、今年1番失敗した買い物だと思ってる。
トロフィー
メインストーリーをクリアすると9割は取得できている。
残ってたのは「家具を100種類以上作る」「オリハルコン武器を4つ同時に装備する」だったかな。
家具100種類は全体の割合からしてもかなり少なくて簡単、オリハルコン武器は遺跡を爆破すれば1回の出撃で4つ全部作れる。
まあただ、クリアまでにかなり時間かかったのでトロフィー稼ぎにプレイするのはオススメしない。トロフィー稼ぎってなんだよ。
ゲームをやってて辛かったのは久々だった。
辛くなりたい人にオススメ。